cyrec サイレック
Cyber Record Communications

CYREC = Cyber Record Communications = 電脳記録の整理と伝達

情報は活用しなければ何も生み出せません.私たちはあふれ出る情報の中から必要なものを選び分別し,あるいはかき集め,必要に応じて様々なメディアに落とし込むことをお手伝いいたします.

商品情報やカタログデータ,または過去からスタックされたもろもろの情報,生まれつつある最新の情報等を,印刷物やWeb サイトとして,またデータベースとして活用し利用する方法を提示できます.ビジネスの裏方として解決方法を提案し,展望を切り開く“手” となることを望んでおります.

会社概要

会社名 : 有限会社 サイレック

資本金 : 300万円

所在地 : 東京都文京区湯島3丁目13番5号 鶴文舎

代 表 : 取締役 山﨑 徹

Phone : 03-5812-7807

Facsimile : 03-5812-7808

ごあいさつ

サイレックを上尾の自宅で起業してから23年,湯島で有限会社を設立して22年になります.私自身が当初得意としていた仕事は写真関係の仕事でした.以前写植組版を行っていたこともあり,初めの大きな仕事は外壁・屋根材カタログの組版データを制作する仕事でした.
その頃はデジタル写真はまだ普及しておらず,大量のポジフィルムを整理し,トリミング指示と番号付け,ファイル名指示をして,製版に渡すことを行っていました.当時一緒に仕事をしていた「くろす」という DTP 組版会社と連携して,QuarkXPress を使い製版から落ちてきた粗画像をレイアウトして DTP データを作成していました.その頃はやっと Power MAC が出始めたころで,Illustrator は Ver.5.0,Photoshop は Ver.4.0 でした.何しろ大量の写真とページ数の多さから,Excel を駆使し,ファイル管理と原稿管理,ページ進行管理等,なかなか忙しい思いをしたことを覚えております.
もともと写真の整理とデータベースの制作を手掛けておりましたので,カタログ等の制作においてデータベースや Excel での管理が役立つことに気づき,そのころからデータベース組版と自動組版に興味を持ってまいりました.
TooBASEQX や Cumulus などを経て,DBPublisher に行き着き,FileMaker と Excel との組み合わせや,テキストの正規表現変換等を使用し,何とか組版の自動処理をおこなえるようになりました.
その後,XML からの自動処理等も,協力会社の力を借り,おこなうことができるようになりました.
現在 Font は UniCode ベースになりましたが,当時は Sift JIS 体系の中でしたので,外字や記号等を組版するには,タグ変換等を行い大変面倒な処理をしておりました.
今は,コンピュータのスピードが早く,アプリケーションの操作性も洗練され,処理容量もとんでもなく大きくなり,記憶媒体も変化し,クラウドを使用したファイルの受渡等も楽になりと,起業当初と比べると環境が大きく変化して隔世の感があります.
今となっては,フレームワークで操作をして,[comannd]+[Y] で結果表示をして確認していた Illustrator での作業は夢のような気がいたします.
紙媒体は大きく後退しております.我々が築いた技術の積み重ねを今後の若い世代に継承して新たな仕事の糧となるよう今後とも努力いたす所存です.

令和元年8月吉日    有限会社サイレック 代表 山﨑 徹

沿革 MAC
     
  昭和63年
1987
■ MAC II
DTP黎明期の名機.このMACは私の知り合いが使用していた機械です.当時まだ写真の仕事をしていて,この機種はオペレートしているところを脇から眺めていたころです.
本体よりもプリンターの「レーザーライター」のほうが値段が高かったそうです.
  平成3年
1991
■ MAC Classic II
サイレックの元メンバーが使用していた機種.これでDTPはできませんでした.
  平成6年
1993
■ MAC Quadra 650
私が初めて使用したMAC.
それまではNEC9800シリーズでMSDOSマシーンを使っていましたが.必要に迫られ,購入したものです.大変高い買い物のように記憶しています.
PhotoShop 2.5 とQuarkXPress 3.1 を使用していました.
当時はプレス用のマスターCDを焼くために専門の業者があり,ハードディスクを抱えて練馬まで行った覚えがあります.
ちなみに当時のハードディスクの容量は500Mからせいぜい数Gぐらいでした.
また当時電話回線でのデータアクセスが可能になったばかりで,Appleのリモートアクセスを使用して目黒から六本木まで数百メガのデータを転送したことがあります.目黒でセットして相手に連絡を取り,六本木の事務所まで出向いたのですが,まだ転送が終わっておらず,一度食事をしに外出し戻ってもまだ完了していなかったことを覚えています.
今から考えるとこの時代のデジタル環境はまだまだよちよち歩きの状態のようでした.

▶ 4月 埼玉県上尾市でサイレック創業

株式会社コスモスインターナショナルより独立し「サイレック」として創業.
写真整理・データ管理・データベース構築等の事業を始める.
有限会社くろすと共同でDTP(電子組版)を始める.

平成8年
1996
■ Power MAC 7600/200
サイレックを起業し当時の新しいMACとして導入した機種です.
このころから,Quark と Illustrater と PhotShop の3大DTPソフトをインストールしていました.
    ■ Power MAC 8500/150
当時有限会社くろすが使用していた機種.
カタログ組版に大活躍質ました.
前面パネルの一部が外れたままになっています.

▶ 8月 有限会社サイレックを設立

有限会社くろすと共同で湯島に事務所を開設する.
当時はくろすのほか数人の個人事業主と共同で1フロアーを使用していた.

▶ このころよりデータベース組版を始める

店舗用ユニフォームのカタログを契機に,エクセルからの流し込みと,ファイルメーカーとQumulusを使ったデータベース組版で制作した.

平成9年
1997
■ Power MAC 8600/250
当時サイレックのメンバーが使用するために新たに購入したMAC.

平成11年
1999
■ Power MAC G4
G3は導入を見送り,このG4はかなりの台数を導入することとなりました.MACとして一時代を築き上げた機種であると考えています.

▶ シラバスの組版を始める

都内有名大学のシラバスをデータベース組版で制作を始める.大量データ・大量ページの処理を行う.
Quark と DBPublissha の組み合わせで制作する. データをシラバスシステムと連動させるための仕組みを協力会社と構築する.


平成13年
2001
■ Power MAC G4
所謂シルバーMAC.導入台数は少なかったものの,このころからスペックや容量が加速度的に大きくなっていくのが感じられました.アプリケーションも巨大化していきました.

▶ 昆虫図鑑の自動組版を行う

大手出版社の昆虫図鑑の自動組版を行い,派生する数種類の図鑑のテンプレートと自動組版設定をサイレックが中心となり行った.

平成14年
2002
■ Power MAC G4
ミラーMAC.3台ほど導入しました.旧環境のMACとしては安定感のある機種でした.現在でも1台はとりあえず稼働できる状態にあります.

平成15年
2003
■ Power MAC G5
大きくデザインが変わりその大きさと重さに驚いた記憶があります.CPUがPowerPCの最後の機種です.
あまり多く導入しませんでしたが,1台はかろうじて稼働可能です.

▶ 書道展の自動組版を始める

大手新聞社主催の書道展で配布する図録の自動組版を手掛ける.
数年でかなり完成され,現在まで大きな事故なく続けている.

平成17年
2005

▶ このころより多くの展覧会図録を自動組版で行う

画像の自動配置等データベース組版の得意とする機能で,組版の省力化に貢献する.


▶ ネームプレートの自動組版を始める

大手百貨店グループの店員用ネームプレートの自動組版を始める.


平成14年
2002
■ Mac Pro
Intell CPU の機種.現在でもメインで活躍中です.発売から時間がたっているので,最近数台がビデオボードの不具合を起こし,急遽休眠中の機種からボードを移植して動いています.まだしばらくは稼働してもらいたい機種です.

▶ 棚POPシートの自動組版を始める

東京に本部がある中堅コンビニエンスチェーンにおいて,本部から全国の店舗に送られる棚ポップ価格札の組版を自動化することにより,以前と比較し刷直し等の事故ゼロ化に貢献し,現在まで5年以上継続している.

平成24年
2012

平成25年
2013
■ Mac Pro
またもや大きなデザイン変更.小さく軽くなりG5の時とは反対の驚きでした.ファン以外のほとんどがソリッドステートで,時代を感じさせる機種です. 昔のMACに比べれば怪物のような存在です.

アクセス

千代田線湯島駅5番出口より徒歩3分

銀座線末広町駅より徒歩 5 分

銀座線上野広小路駅より徒歩 7 分

JR御徒町駅より徒歩10分

JR御茶ノ水駅より徒歩12分